おせちに欠かせない「数の子」

数の子といえばおせちに欠かせない食材として有名です。ニシンの卵を使い作られるのが数の子です。二親(ニシン)から、多くの子が出るので、子孫繁栄の意味が込められており古くから数の子は、おせちに欠かせない食材でした。数の子は一の重に入れるのが基本です。

おとそを祝う為に食べる食材なので一の重へ詰めます。市販されている数の子を詰めるのも良いですが、自分で手作りおせちに挑戦してみるのも良いかもしれません。数の子を美味しく仕上げるには、塩抜きを行う事が欠かせません。ごく薄い塩水に半日ほど漬けて塩気を抜きましょう。

塩気は抜けば抜くほど良いという訳ではなく、あまり抜きすぎてしまうとかえって臭みやえぐみが出てしまうので注意が必要です。上手く塩抜きができないという場合、薄い塩水の代わりにだし汁を使う方法をおすすめします。水5カップに出しを加えただし汁を作り、その中に数の子を入れて塩気を抜いていきます。だし汁を使う事によって、数の子のうま味を逃さず塩気だけを調節する事が可能です。

塩抜きをした数の子を調味液につけて、味を染み込ませていきましょう。だし汁・薄口醤油や白醤油・日本酒・みりんで作った調味液の中に、塩抜きを行った数の子を1日から2日程度染み込ませれば、美味しい数の子の完成です。面倒なイメージがあるおせち作りですが、作り方やコツさえつかめば意外と簡単に作れます。時間に余裕がある方は、数の子作りにチャレンジしてみましょう。

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